凸凹道を歩み、
平らにする
2011年入社
工務部 小山紘道
2006年 中途入社 常務取締役
菊池 亮
Mr.のシゴト
工事・事業に関しての入札や、工事の具体的なスケジュール決定、担当者への仕事の振り分けなどを行っています。また、民間工事の場合は見積もりや金額の調整を行います。
菅原工業の総合的なマネジメントに日々尽力しており、社長・現場のどちらとも深く関わる会社のパイプ役です。「会社の心臓」と言える存在です。
海の仕事から、陸の仕事へ
17~24歳までマグロ船に乗っていました。マグロ船の仕事はハードです。このまま漁師を続けたら一生結婚できないと思い、漁師を辞めて菅原工業に入りました。
実際入社すると、今までやったことのない新しい仕事ばかりで全然できませんでした。何回も教えてもらったのに間違えて、悔しい思いばかりでした。でも、自分が一生懸命考えて道路を作って、それを地域の方が利用してくれる光景を見たらたまらないんです。
震災発生時は大船渡にいました。気仙沼を見たらどう見ても火が上がっているようにしか見えなくて、正直もう菅原工業は終わったんだと思いました。
気仙沼に帰ったら、亡くなっている方がそこにもそこにも…。でも、道がなくて何も運べない。
だから目の前にあるがれきを片付けないと。震災から1年くらいは、不思議とその思いしか浮かばなかったです。
がれきと震災と菅原工業。
社長が変わり始めたのは、震災から5年くらい後。社員も増えて、自分も任される仕事が増えてきました。
「なんで俺ばかりに仕事を」とも思いましたが「絶対負けたくない」と負けん気ですべてこなしてきました。
自分たちが満足しうる最高の道路を作って各地に残す。それが壊される時に語り合えるような、そんな仕事をしたいです。
そこからの10年。
Mr.の「ウラガワ」
Mr.の「ウラガワ」
社長からも部下からも厚い信頼を寄せられる人望の人で、菅原工業に常務がいるという安心感はとても大きいです。ユーモアセンスも素敵で、数年前にインドネシアで撮影したこの写真がお気に入りなんだとか。